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股関節痛

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股関節痛

股関節痛

こんな症状で悩んでいませんか?

  • 歩くたびに脚の付け根がズキッと痛む
  • 靴下を履くとき股関節が痛くてつらい
  • 立ち上がる瞬間に鋭い痛みが走る
  • 車の乗り降りで脚を上げると痛む
  • また痛くなりそうで動くのが怖い

一つでも当てはまる場合、その股関節痛は単なる「関節の問題」ではなく、 股関節まわりの筋肉や、身体の使い方が積み重なって 起きている可能性があります。

このページでは、股関節痛がなぜ起こるのか、 どのような状態が身体に起きているのか、 そして改善のためにどのような考え方があるのかを、 できるだけわかりやすく解説します。

「痛みの場所」と「原因の場所」は違うことがある

股関節の痛みは、主に関節・骨・筋肉のいずれかが原因で起こります。

このうち、外傷(強打・転倒など)が原因でなければ、 股関節痛のほとんどは筋肉性です。

股関節には、腰や太ももから多くの筋肉が付着しています。 これらの筋肉は、立っているだけでも身体を支え続けなければならないため、 強く緊張したり、疲労したりしやすい部位です。

筋肉自体が痛みを出すこともあれば、 過緊張した筋肉が神経や血管を圧迫し、 神経痛や循環障害として痛みが現れることもあります。

そのため、股関節に痛みがある場合は、 まず筋肉の状態を確認することが、最も効率的な近道になります。

筋肉性の股関節痛は、早期であるほど簡単に改善します。 何もしていないのに突然痛みが出た場合は、 股関節まわりの筋肉が疲労して一時的に過緊張になっているケースが多く、 比較的早く改善します。

逆に、症状が出てから何か月も経過してしまうと、 かばい動作によって周囲の筋肉にまで負担が広がり、 改善までに回数がかかりやすくなります。

さらに、筋肉性の状態を長期間放置してしまうと、 過緊張による負担が関節や骨にまで蓄積し、 関節面のすり減りなど、筋肉だけでは済まないダメージへと 進行してしまうこともあります。

筋肉性であるうちに対処すれば、股関節痛は治りやすい症状です。 早期の対応が、その後の経過を大きく左右します。

ここで一つ、考えてみてほしいことがあります。

「あなたが今受けているケアや治療は、どこに向けられていますか?」

湿布・痛み止め・安静など、 「治るのを待つ」消極的な対処だけで様子を見ている方も多くいます。 痛みが軽い場合や、発症直後であれば、 安静にしているだけで自然に改善することもあります。

しかし、安静にしても改善しない場合は、それ以上待たず、 積極的な治療に切り替えることをおすすめします。

湿布や痛み止めは、炎症や痛みを一時的に和らげるものであり、 筋肉の過緊張という発生源そのものにはアプローチできません。 待っている間にも、筋肉性のダメージが関節や骨へと 進行してしまう可能性があります。

痛みが繰り返される場合、 「痛みを減らすこと」と 「その痛みを生み出している発生源に対処すること」は、 別のことです。

股関節痛の多くは、 症状の出ている関節そのものではなく、 股関節まわりの筋肉が発生源です。

緊張を和らげても、その発生源が残っていれば、 同じ場所にまた負担が集まり、症状が戻ります。 これが「繰り返す股関節痛」が起きやすい理由の一つです。

なぜ分析が必要なのか

股関節痛は、痛む場所や、痛みが出る動作によって、 原因となっている筋肉が異なります。

原因となっている筋肉が違えば、必要な治療はまったく変わります。 分析なしに施術を始めることは、 地図なしに目的地を目指すようなものです。

原因例

〈表層問題〉

股関節の前外側・立っているだけで痛む場合 → 小殿筋・中殿筋・大腿筋膜張筋の過緊張

腿を上げる動作で痛む場合(車の乗り降りなど) → 腸骨筋・大腰筋の過緊張(内側の、はっきりしない痛みとして出やすい)

臀部・仙骨部あたりの痛みとして感じる場合 → 梨状筋・双子筋・閉鎖筋・大殿筋の過緊張

股関節の内側の痛み(ヨガなどの開脚動作で自覚があることが多い) → 恥骨筋の損傷

〈深層問題〉 姿勢の崩れや骨盤の傾きによる股関節まわりへの慢性的な負担集中、腹筋・殿筋・内側広筋・多裂筋・ヒラメ筋・菱形筋など、身体を支える筋肉の弱化、それを補うための股関節まわりの筋肉への過剰な負荷集中

  • 痛みが出る体勢・動作(立位で体重をかけたとき/脚を上げたとき/臀部)
  • 股関節の屈曲・伸展・外旋・内旋の可動域と痛みの有無
  • しびれの有無(神経・血管の圧迫による循環障害の可能性)
  • 姿勢・骨盤の傾き、歩行時の左右差
  • 強打・転倒など外傷の有無(関節・骨性の原因の除外)

痛みの出る体勢や動きを確認することで、 どの筋肉を痛めているのかが、ある程度絞り込めます。

なぜ股関節の痛みが繰り返されるのか

股関節痛が長引きやすいパターンの一つとして、 次のようなループがあります。

股関節まわりの筋肉の過緊張 → 可動域制限・神経血管の圧迫 → 股関節痛・しびれ → かばい動作 → 支える力の低下 → さらなる過緊張

このループの中で見落とされがちなのが、 「緊張を緩めるだけでは、同じ負担がまた集中してしまう」という点です。

股関節を支えるはずの筋肉 (腹筋・殿筋・内側広筋・多裂筋・ヒラメ筋・菱形筋など)が弱化していると、 小殿筋・中殿筋・腸骨筋・梨状筋などが常に代償的に働き続けることになり、 緊張を緩めてもすぐに元の状態へ戻ってしまいます。

ただし、これはあくまで一例です。 実際にどこにどのような負担がかかっているかは、 一人ひとり確認する必要があります。

鍼治療の施術イメージ 新潟すばる鍼灸・リハビリ整体
全身運動で身体をうまく使えるようにする
姿勢分析
運動療法イメージ 新潟すばる鍼灸・リハビリ整体

「何をすれば治る」ではなく「今の身体に何が必要か」

股関節痛は、大きく2つのタイプに分けられます。

急性・単独損傷タイプ
突然の痛みや、スポーツなどの動作で股関節まわりの筋肉を 単独で痛めた状態です。過緊張した筋肉への鍼治療で 緊張を緩めることで、比較的早く改善が見込めます。

慢性・弱化代償タイプ
支える力(腹筋・殿筋・内側広筋・多裂筋・ヒラメ筋・菱形筋など)が弱化し、 小殿筋・中殿筋・腸骨筋・梨状筋などが代償的に働き続けて 過緊張化している状態です。緊張を緩める鍼治療だけでなく、 弱化した筋肉を鍛え直すリハビリ整体を組み合わせなければ、 同じ負担がすぐに戻ってきてしまいます。

改善への4STEP

STEP1|分析
痛みが出る体勢・動作を確認し、 原因となっている筋肉と、弱化している筋肉を見極めます。

STEP2|緩める
過緊張した小殿筋・中殿筋・大腿筋膜張筋・腸骨筋・梨状筋などを 鍼治療で緩め、可動域と神経・血管への圧迫を改善します。

STEP3|鍛える
腹筋・殿筋・内側広筋・多裂筋・ヒラメ筋・菱形筋など、 股関節を支える筋力を回復させ、 特定の筋肉に負担が集中しにくい身体をつくります。

STEP4|再発させない
姿勢・動作のクセを修正し、 股関節痛が繰り返されない身体をつくります。

鍼治療の施術イメージ 新潟すばる鍼灸・リハビリ整体
運動療法イメージ 新潟すばる鍼灸・リハビリ整体

当院の股関節痛治療は、鍼治療が基本です。 筋肉に鍼を刺すことで、筋肉内や皮下の血管を拡張させ、 血液循環を改善させます。血液循環が改善した筋肉は筋緊張が緩和するため、 過緊張が原因で起こる痛みが改善していきます。

痛みの出る体勢や動きによって、原因となっている筋肉は異なります。

股関節の後ろ横側の筋肉(小殿筋・中殿筋・大腿筋膜張筋)には、 横向きやうつ伏せの姿勢で、大腿骨の大転子を中心に 扇状に刺鍼し、腸骨に当てていきます。 股関節は筋肉の奥に骨があるため、必ず骨に当たって止まる構造上、 安全に刺鍼・置鍼することができます。 筋肉は骨に付着するため、骨膜に近い深部の筋肉ほど 股関節痛の原因になりやすく、深部までしっかりと 治療することが改善のポイントです。

腸骨の内側にある腸骨筋が原因の場合は、 仰向けで股関節を屈曲させた状態から、 腸骨を滑らせるように刺鍼していきます。 腿を上げる動作(車の乗り降りなど)で痛みが出やすいのが特徴です。

臀部・仙骨部あたりの痛みとして感じる場合は、 梨状筋・双子筋・閉鎖筋・大殿筋への刺鍼を行います。

症状が出ている場所と、緊張の発生源が違うケースも多いため、 施術の際は、その理由を一つひとつご説明しながら進めます。

鍼治療で股関節まわりの緊張を緩めても、 支える力が戻らなければ、 同じ負担が股関節まわりに集中し続けてしまいます。

リハビリ整体では、

  • 股関節まわりの可動性の回復
  • 腹筋・殿筋・内側広筋・多裂筋・ヒラメ筋・菱形筋など、支える筋力の強化
  • 立つ・歩く・脚を上げるなどの動作の再学習
  • 日常動作でのセルフケア指導

という流れで、股関節痛が 繰り返されない身体づくりを進めます。

緩めるだけで終わらせず、鍛えるところまで組み立てることが、 再発しない身体をつくるために欠かせません。

よくある質問

Q. 整形外科で「異常なし」と言われましたが、来院できますか?
はい、ご来院いただけます。画像診断で異常が見つからないケースでも、筋肉の過緊張や機能的な問題が原因であることはよくあります。「異常なし」は「問題なし」ではなく、「画像で見える異常はない」という意味です。まずは身体の状態を確認させてください。

Q. どこの筋肉が原因かは、どうやって見分けるのですか?
痛みが出る体勢や動作によって、ある程度絞り込めます。立っているだけで痛む場合、脚を上げると痛む場合、臀部あたりに感じる場合など、それぞれ原因となりやすい筋肉が異なります。実際に動きを確認しながら、丁寧に見極めていきます。

Q. マッサージやストレッチを続けていますが、効果が長続きしません。なぜですか?
マッサージやストレッチは、主に表層の筋肉をほぐすためのアプローチです。股関節痛の原因になりやすいのは、骨膜に近い深部の筋肉であることが多く、表層だけでは十分に届かないケースがあります。緊張を緩めるだけでなく、弱化した筋肉を鍛え直すところまで行わないと、同じ負担がすぐに戻ってしまいます。

Q. 股関節痛は何回くらいで改善しますか?
症状の経過期間や身体の状態によって異なります。急性の単独損傷であれば数回で大きく改善することもありますが、慢性化して弱化代償が積み重なっているケースでは、段階的に進める必要があります。初回に状態を確認した上で、見通しをお伝えします。

Q. 何年も繰り返している股関節痛でも改善できますか?
長期化している場合でも、改善が見込めるケースは多くあります。ただし、慢性化しているほど「弱化による代償」が積み重なっているため、鍼治療とリハビリ整体を組み合わせた段階的なアプローチが必要になります。まずは現状の身体の状態を把握することが大切です。

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