立つ歩くで痛み痺れが出る!脊柱管狭窄症は科学的に改善可能な症状です。
脊柱管狭窄症のメカニズムを理解し、適切な治療を行うことで痛み痺れは改善します。そして歩行や生活動作が昔の様に出来るようになるでしょう。
*発症してから時間が経過すると神経自体が傷ついたり、麻痺して筋肉が動かなくなる場合があります。この場合は、改善し難くなりますので、残っている運動機能を復活させて、日常動作を出来る限り改善していきます。

脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症は腰椎で神経の圧迫が起こることで、痛み痺れなどが起こる症状です。
基本的に全身の筋肉バランス(強い・弱い)が悪くなることで姿勢が悪くなり、持続的な負荷が腰椎にかかることで神経を圧迫しています。
歩く・立つ姿勢で痛み痺れが出る。座る・寝る姿勢では症状が減るのが特徴です。
立っている姿勢では重力が加わることで、姿勢(腰椎正常位置)を保つことが出来なくなることで神経が圧迫されます。
坐位・寝る姿勢では重力の影響が無く、姿勢を正常に保つことが出来るので症状が軽減や消失します。
これは筋肉バランスが崩れることで起こります。

硬くなりすぎた筋肉が引っ張り、弱くなった筋肉が支えられなくなると、腰椎に過剰な負荷がかかり神経を圧迫した状態になるのです。
脊柱管狭窄症の方に必要な治療とは「硬くなった筋肉や関節を弛め」「弱くなった筋肉を鍛える」「日常動作で正しい姿勢(腰椎正常位置)を保てるようなる」ことが重要になります。

当院の治療について
当院では脊柱管狭窄症を改善する為、筋肉を「鍛える×弛める」の両面から治療を行います。
硬くなった筋肉を弛めることで、過度に加わる関節への負荷を軽減させる。
弱化した筋肉を鍛えることで、立位・歩行時の腰椎過伸展を防げるようにする。
結果として、痛み痺れの無い状態を維持できるようになるのです。
*基本的に「緩める手技と運動の指導」が中心になります。本人が正しい運動ができるようになることで、その後の生活も良い状態が維持できるようになるからです。
注意事項
脊柱管狭窄症の初期は「歩行時」のみに症状が出ます。しかし、何も対処しないと「立位時・坐位・睡眠時・常時」と進行していきます。常に症状が出るようになると神経自体が傷ついている可能性が高く、治療を行っても改善しなくなります。
治療を開始しても劇的に改善する症状ではありませんので、症状が出ている様でしたら早めに治療を開始することをおすすめします。
より詳しいメカニズムに関して知りたい方は、お電話にてご相談ください。