線維筋痛症とは 1. 原因不明の全身疼痛を主症状とし、不眠・うつ病などの神経精神症状、過敏性腸症候群・逆流性食道炎・活動性膀胱炎などの自律神経障害を呈する病気である。2. 有病率は人口比1.7%で、50歳を中心にあらゆる年代で認められ、男女比は1:4.8と女性に多い。また、鍼灸院に来院する患者の10%程度が線維筋痛症の可能性がある。3. 線維筋痛症の病態は不明であるが、その一つに下行性疼痛制御経路の障害であると考えられている。4. ガイドラインでは、薬物治療や運動療法、認知行動療法と同様に、鍼灸治療の推奨 ...